物理タイマー

朝7時4分に隣のおばさんが出勤の為に出掛ける。ドアを閉め鍵を掛けて鍵が掛かっているか確認する為ドアを4～5回引っ張る。強迫性障害なのだろう。おばさんはこの儀式なしでは出掛けない。ガッチャンガッチャンとデッドボルトがぶつかる煩い音で7時4分前後だと知る。眠っていればその音で起こされる。スマホのタイマーは必要ない。おかげでおばさんが有給で出勤しない時でも7時4分前後に目が醒めてしまう。

朝8時なると職場の監視カメラの電源が切れてスマホにカメラの電源が入っているか確認するようにとメッセージが送られる。これもタイマーみたいなものだ。いないいないばぁが8時25分に終わるので、そのタイミングで出掛ける用意をして出勤すると8時半までのスクールゾーンを通って職場に行ける。

こうして色んな事象を利用して毎日同じタイミングで行動している

隣の嫌いなおばさん（帰宅時一緒にエレベーターに乗ると必ず自分を先に行かせる。要は僕をレイパーの可能性ありって意思表示しているのだ。僕にだって選ぶ権利はある！！）は10年以上同じ生活を続けていてタイマーのような存在なのだが、1週間ほど朝のガチャガチャをしない。ガチャガチャをしない時は在宅していて僕のベランダに布団をはみ出して干すのでその存在を知るのだが、布団もはみ出さない。法則が当てはまらない。

孤独死して腐ったりしてませんように