利き手

左利きを矯正されて文字・箸は右手だが、利き足も利き目も左側が主軸の人間です 

あくまで矯正された結果、人目に多く触れる場面で右手を使うのであって、利き手自体は変更することができない。だから自分は「左利き」なのだが、左利きと言いつつ右手で文字を書き右手で箸を使っていると、嘘をつかれたように思われてしまい自分も嘘をついているような気がして落ち着かない

 
右手への矯正は物心がつく前に行われ、ある年齢までは自分も普通の右利きだと思って生活していたのだけどハサミやナイフなどの道具を無意識にひょいひょいと持ち替えて使っていると「左利きなの?」と聞かれてうまく答えられず、どこを見て左利きと判断されているのか悩んだ時もあった

 注意して生活してみると、明らかに左手を多用している自分に気づき両親に確認してみれば「子供のときは左利きだった」と

 
ふむ

 
一時期は「両利き」という表現もつかってみたが認知度が低い言葉でもあり、器用さを鼻にかけたような表現もなじまず未だしっくりする表現が見つからない。たかが利き手の話じゃないか、と思う。でも、みんなが当たり前に答えられる「右」「左」すら、モゴモゴと言いよどむ自分が少し不憫に見えてしまう時がある。

自分をうまく説明できないのは、不便である

 病院で注射をする時に「利き手はどちらですか?」と聞かれ不意をつかれてしまって即答できず、気まずい雰囲気が流れた。注射後に利き手が腫れると生活に支障が出るから聞かれただけなのに私はそこに他の医学的な意味と生活の嗜好を聞かれたような気がして深く考え込んでしまったのだ。

 
利き手ごときでイジイジと悩むのだからマイナーな障害などを持って生まれた方々の気苦労は計り知れないだろうなと感じます



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