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子供はカメラを知っている

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2歳にして自撮りをしています。我が家では「ニッコー」という掛け声で嘘笑顔をする芸をいつの間にか身につけているので、その嘘笑顔を自撮りしています。

思い返せば僕が幼少期の頃、殆ど会ったことのない親戚の家に行き宿泊をしたのですが、夜寝るときに「仲が良くて抱き合って寝てるのね」という声が聞こえて、寝たふりをしたのを覚えています。特に仲が良いから抱き合う年齢でもなくて、ただ狭くてそういう寝方しかできなかったのですが、親の思い込みを無下にできないのでそのままの姿勢で我慢しました。その姿を見て親たちがわいわい話しているのを聞いていました。本当はそういう思い込みに対して反論したかったのですが、子供なりに役割を自覚してたんだと思います

今はいつでも写真が撮れるので子供にとっては負担が大きいのかなと思います。できれば自然な表情を撮りたいですが、2歳で自撮りができるのだから望遠でも使わない限り難しいでしょう。でもいつでも写真を撮るから撮られたことを意識しない素の子供を残したいと思っています
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とむこの悪口帳「別館」

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