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「本当は1階が希望だったんですが…」

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住宅建設は終わったので調べ物も止めようと思うのですが、検索履歴のせいかyoutubeのトップ画面が建築関係だらけです。暇つぶしに何となく見てしまいます。ルームツアー動画を見ていたらインタビュアーと工務店があれこれ解説していて、映らない場所に施主がいました。風呂や洗面所が2階に設置されていて

イ「これは施主さんが希望されたんですか?」

施「僕らは1階が希望だったのですが、お勧めされて言う事を聞いておいた方が良いのかなと思って…」

工「(ニコニコ)」という動画をみました。

建築関係では非常に良くある事なので、注意喚起として書きたくなってしまいました。ちなみに自分の住宅建設ではそういう提案が無かったのでとても気持ちが楽でした。

建築家や建築会社は他人のお金で作る建物を自分の手柄にしたがります。自分がやりたい事や思い付いたことを建築に組み込んで業界内や次の施主に発表したりします。今回の動画の2階水回りも敷地や間取りの都合上という感じは受けませんでした。作る側の意向がほぼ100%なのでしょう。

もう20年近く前の話になりますが、自分のお店を開業するときにも建築会社に内装を依頼しました。間取りを決めている時に社長が現れて「ここに緊急用の通路を作ろうよ!」と言いました。まぁ緊急用の通路を作るのは悪い事ではないのですが、通路を作らなくても隣の部屋のドアを開けば通路みたいに使えるのでそこを通れば事足りるんじゃないんですか?と返答しました。正論なので言い返せず、社長の機嫌は極端に悪くなりました。目が怒り狂っていました。それから社長は僕の案件には殆ど興味を示さなくなりました。

「言う事を聞いておいた方が良いのかな?」という発言には、僕が昔経験したあの雰囲気に近いやり取りがあったのかもしれないと何となく思いました。自分の意見を貫いて関係が悪くなるのを危惧して提案を飲んだのとしたら、誰も幸せにならない家作りだよなと思います。でも施主の住み心地よりも自分の手柄を優先する人が多いのが、建築業界なんだと僕は思います。

そういうトラブルに巻き込まれたくなければ大手ハウスメーカーで建てれば良いのかもしれません。何を言っても「はい、はい」と気持ち良い返事が返ってきます。問題は良い返事をしてくれる人達が工事には殆ど関わらない(責任を持たない)ことなんですよねぇ。

ちなみに我が家の採用した2階リビングは年を取ったら大変だとか良く言われますが、年を取ったら2階に上がらず生活できるように風呂・洗面所は1階です。あまり考えたくないですが、風呂の介護が必要な時に2階に風呂じゃ詰んでしまいます
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