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二重思考

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ダブルシンクで検索をしたら二重思考がトップに出てきました。それ位ダブルシンク(2つのキッチンシンク)はマイナーな存在です

シンクの狭さが昔から気に入りませんでした。なので家を作る時は特注の大きなシンクを置きたいなと初期から考えていました。皆さんが吹抜けが欲しいとかリビングは広くとか考えている頃にシンクをずっと調べていました。トーヨーキッチンの75㎝角のシンクは結構尖っていて良いなぁなんて思ったりしたのですが、アイランドキッチンにはしたくない(というかトーヨーキッチンの雰囲気が嫌い)ので見送って、最終的に幅82㎝と52㎝のダブルシンクにしました。現在82㎝×2つのダブルシンクにしておけば良かったと後悔中です。たった30㎝なのですが、この30㎝分カップボードの幅が減るのを許容できませんでした。カップボードって電子レンジとか調理家電置くじゃないですか。僕も変な調理家電を並べて自慢したかったのだけど、実用性が無くて何も置かなくなってしまいました。

 
何となく分かっていましたが、ダブルシンクは不必要なので普及しないのです。料理中も都度洗い物をして場所を確保出来れば良いだけなのです。でも洗い物をすれば水が飛ぶし調理のタイミングも失するし好きではありません。特に大きな鍋やフライパンを洗う為にはシンクの中を一掃するのが面倒だったんです。変な選択肢に思われるかもしれないですが、みんなが付けてる食洗器は一種のダブルシンクじゃないかな?と思います。洗う以外に使った物を放り込んでシンクを広く使っている訳ですから。

僕が食洗器を選ばなかったのはコンロ下のスペースにガスオーブンを突っ込んでしまって場所が無かったのと、シンクは洗い物以外にも利用法があるからです(食洗器は食器を洗うだけしか出来ないですよね)。例えば僕が料理をしている時にとmこさんがシンクを使いたくても(おしくらまんじゅんになるので)使わせないのですが、ダブルシンクならそれが解消できます。とmこさんが料理をしていてメインのシンクを使っている時に、僕がセカンドシンクで洗い物を担当することもできます。とmこさんがメインシンクで主菜を、僕がセカンドシンクで副菜を、なんて事もできます。夫婦で楽しく料理を、なんてのを時々見ますがあれを本当に実現させるのに必要なのは広いスペースやアイランドキッチンではなくて一人一つのシンクだと確信しています。料理って凄く水を使うのでシンクを専有できないと同時に料理や片づけはできません
 
画像を見てもらえば分かると思うのですが、シンクに板を載せるレール?が付いているのでシンクの上が作業場にもなります。専用まな板だったりステンレス台だったり。この機能のおかげでまな板を置く場所を無くせました。自慢できるのはそのくらいかな?

第二の人生でたこ焼き屋をやりたいと思っていて、飲食店の施設にはダブルシンクが必須なので予め設置しておいた、という嘘のような本気のような理由もあります。一見民家のような外観で入ってみると美味しいコーヒーが出てこないでたこ焼きが出てくるお店をやりたいものだと、妄想して過ごすのも楽しいです

 
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