そろそろ上棟から1か月が経ちます。現場に足を運んだのは合計4回、ここ3週間は一度も見に行っていません。まさかこんなに興味が無くなってしまうとは思ってもいませんでした。面倒という気持ちもあるのですが、現場に行っても全然ワクワクしないんですよね。打ち合わせで嫌になるほど間取り図を見てきたので、それが形になっても「まぁそうだよね」という感想しか出てきません。却って頭の中の完成図と全く違うものが作られていたら結構エキサイティングだなと思ったりするのですが、そんなことが起こるはずもなく。僕にとって家づくりは既に過ぎてしまったもの、という感覚が強いです。
どちらかというとあと数か月で10年近く眺め続けたマンションからの眺めとお別れだなとか、引っ越しに備えて冷蔵庫の調味料も少しずつ減らしていかないとななんて考えることが多いです。現実的な物事に対処していると日常はあっという間に過ぎてしまいます
それに比べると、今現在建築中の他人の家を眺めるのは数倍楽しいです。なんなら通勤途中にいつも寄ってしまうレベルです。素人が遠くから眺めるだけでも間違った施工や違法工事が見つかります。住宅建設で得た知識を他人の建設現場で発揮できるので見学しがいがあるのです。逆の見方をすると我が家の建築現場は目を凝らしても瑕疵が見つかる事も無く全然面白くありません。本当に綺麗で丁寧な作業をしてくれています。そういう優等生な現場ってつまらな過ぎです。
ちなみに今日は久しぶりに呼び出されて、気密測定の立ち合いをしてきました。3回計って四捨五入するとc値0.2㎤/㎥でした。目標に0.1届きませんでした
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