豚足の悲劇

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2月の湯檜曽温泉の帰り、地元スーパー「サンモール水上」で見切り品の豚足を買った。普段は豚足なんて見向きもしないのに地元製品が禄に売ってなくて何も入っていない籠の寂しさを埋めるために放り込んだ。ちなみに一緒に入れた地元メーカーの豆腐は期限が切れていてレジを通らなかった。レジのおばちゃんは代替の豆腐を探そうともせず「切れちゃってるみたい」と言うだけであった。

常温保存可能だったので夏まで台所に転がしておいた。食べたくないものを買ってもそんなものである。おつとめ品だったから期限も直ぐに切れたのだろうが特に気に留めず、おかずが少ない時に何となく封を開け箸でつついてみた。

丸協食産のとんそくのとろとろ煮

買った豚足は輪切りになっていてスープで煮込んであった。優しい風味と豚足のとろける食感がとても美味しく感じた。今まで見てきた豚足は獣の足であることを隠そうともせず真空包装され味もしなかったのに、調理方法でこんなに美味しくなるものかとお気に入りの食べ物へと変わった

同じ商品を探してスーパーを回ってみたが、そもそも豚足が売っていない。関東で豚足を食べる習慣は殆どないから仕方がない。牛スジも関東ではあまり食べない。

豚足の調理に興味があったので通販で買ってみる事にする。生の冷凍豚足は結構安い。5kgで2,000円、10kgで3,000円と多いほうが得だ。迷わず10kgの豚足を注文する。色んな料理が作れるだろう

宅急便で届いた段ボール箱にそのまま豚足がぎっちり並んでいた。10kgで25本程度だろうか?家庭用冷蔵庫の冷凍庫が空っぽでも多分入り切らない量。フリーザー持っててよかったとフリーザーに詰めるもこの時点でちょっとうんざりする

今の時代、どんな食材でも調理方法が調べられる。冷凍豚足だって茹で方は直ぐに見つかった。試しに4本茹でてみる。豚足は大きくてパスタ用の大鍋じゃないと豚足が収まらない。お湯が沸騰すると臭い豚骨ラーメン屋から滲み出てくる匂いが室内に充満する。下茹でだからと自分を納得させる。茹でこぼして新しく水を張りネギと生姜と酒・醤油を入れる。沸騰したらこまめにアクと脂を取る。そして圧力鍋で柔らかくする。出来上がった豚足はトロトロでとても臭かった。そのままではとても飲み込めないのでカレーに入れて誤魔化したが大量の臭いカレーが出来上がっただけだった。

下茹でが短かったからだろうと茹でる時間を長くする。臭みは消えない

蹄が臭いの元みたいだから切り取って茹でる。臭みは消えない

半分に割って臭みを逃げやすくすればどうだろう?。臭みは抜けない

最終的に30分の下茹でを4~5回繰り返して茹で汁が透明なままなら臭みが取れているが分かった。大量の水に臭みを溶かすしか無いのだろう。そして豚足半本食べると次に食べたくなるのは1ヶ月後というのも分かった

冷凍庫に眠る豚足が無くなるまで何年掛かるだろうか?

 
 
 
 

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