1年点検

あっという間に新居引き渡しから1年経ちました。もう新居では無くなりました。いや住み始めた時点で新居ではないのかな？1年経ってあぁした方が良かったこうすれば良かったが殆ど出てこなかったので、満足しています。良く「家は3回建てないと満足できない」と言われますが、あれって家を建てる前にいくつか賃貸に住んで不満点をリストアップしておけば防げるよなと思います。賃貸に住んだり引っ越したりはコストが掛かりますが、色んな間取りに住んで実際に不便な思いをしないと理想の家作りは出来ないのだと経験的には感じます。そういう意味では年齢が若すぎるとやれ吹き抜けだやれ壁掛けテレビだと住み心地にあまり関係ない場所に拘って後日不満が出てくるのだと思います

住んで一年経つのに未だに家の中がビシッと収まっていません。引っ越して取りあえず住めるようにしてそのまま過ごしている感じです。良く造作棚に無印のケースがびっしり並んでいる光景なんかをSNSで見ますが、我が家はそういう収納はほぼ段ボールです。買いそろえるのが面倒なのと段ボールの方が切ったりして調節ができるので見た目は後回しです。そして後回しのまま住み続けてしまうのでしょう。

1年点検が先日あって何とか見栄えを良くしようと努力したのですが、綺麗な家には程遠い状況で点検を受けました。最後は「見られても仕方ない」という諦めの境地です。ゴミが散らばって無ければ良しとしました

何となくこのブログが工務店にバレているような気がするのですが（いやでも一日十数人しか読まないブログを見つけるなんてどんなエゴサーチ力なんだろうと思ったりして）、でもブログ読んでますよとも言われていないのでバレていない前提で一年点検の残念な出来事の話をします

外壁の一部に杉板を使っているのですが、住み始めて少ししたら薬品が飛び散ったようなシミが目立ち始めました。自分たちには思い当たる事は無かったので点検時に見てもらったのですが「猫のおしっこですね」と決めつけられました。でも飛び散っている場所が地面から50㎝の高さですし、仮にマーキングのシミだとすると柴犬位の体高の猫になってしまいます。だから猫のおしっこの可能性はとても低いのですが、その決めつけのまま話は終わりました。その場所で漆喰を大きなバケツで混ぜていたのでその可能性はないですか？とも聞いてみたのですが、漆喰（もしくは添加物）でシミが出来る可能性について検討する事も無さそうです。

リビングの天井にも接着剤が飛び散ったような円形の塊があって、指摘したら「天ぷら油かな？」と言いながらふき取ってお終いでした。キッチンコンロから3mも離れているしリビングで煮炊きは全くしていないのに、まるでこちらが汚したような発言をしていました。こういう自分たちは悪くないという表明のその場凌ぎの対応は、まぁ気持ち良くないです。なんか今後も何かの不具合が出る度にこちらのせいにされそうで、連絡を取るのも億劫になってしまいました。