漆器のはずが

所有者を凶暴化させてしまう家電が2種類あるようです。ドラム式洗濯機と食洗機です。その2つの家電に関してはデメリットや批判をすると猛反発されやすい傾向がネット上から読み取れます。僕はその家電を持っていないので良さも悪さも分からないのですが、必要性があるかと言うと別に無くても生活の質は変わらないような気がします。

家を建てる前に建築会社の内覧会にいくつか行きましたが、海外製の食洗機を導入している会社は必ずその設備自慢をしてきました。12人分の食器を一度に洗えるので4人家族の朝昼晩の食器を纏めて洗えるのだと説明を受けました。興味がなかったので凄いですねぇと適当に相槌してその場は終わりましたが、よく考えると12人分の食器を揃えるのも大変だろうし、3回分貯めるまで食器を洗わないというのも気持ち悪いなと思います。もちろん毎回稼働させれば良いのでしょうが、今度はコスパが悪そうです。大家族なら有り難い家電なのかなと思います

本題に入りますが食器をちょこちょこと買っています。小皿類は大体揃ったので椀を買いました。今まで拘りもなくメラニンの安物を使っていましたが、最近椀だけみすぼらしく見えてきて買い替えを決めました。できれば漆塗りの長く使えるものをと考えたのですが、知識もないのでこれだ！という物が見つかりませんでした。結局サーモスの金属製の椀を購入しました。  
真空構造で冷めにくく持っても熱くない、というのが購入理由です。漆器とは真逆の器ですが、見た目も悪くありません。高台もツルンとしていて水が貯まらず洗いやすいです。