建築中の見学

そろそろ引っ越しなので住宅建設に関する話題も終わりです。昨日ふと何故見学に行かなかったのか？の疑問が解けたので記しておこうと思います。

家づくりは技術の集まりなので完成してしまう前に見学しておくべき、というのは分かります（手抜きをする可能性のあるハウスメーカーでは違う意味を持ちます）。でも見学の推奨時間帯って大工さんの休憩時間なんですよね。作業の邪魔にならない時に見学するのが双方にとって都合が良い訳ですが、じゃあ素人の施主が構造内部を見ても何も分からない訳です。断熱材が突っ込まれてるなとか気密シートが貼られてるなとかは分かりますが、それを見ても深く理解は出来ないんですよね。ある意味子供が車を指差して「ブーブ」と言ってるのと変わらないレベルです。でも休憩中の大工さんを掴まえて解説させるのは契約に含まれてないですし、そもそも休憩中ですし。その補填ではないけれど、作業を見る事で仕組みが分かったりしますがそれは工事の邪魔になる。僕は勉強するとき中途半端は嫌なのですが、建築現場はそういう知りたい欲を満たせる環境ではなかったので足が向かなかったのだろうと急に分かりました。まぁ素人が首を突っ込んでも簡単に理解できる情報量じゃないので、だったら完成まで静かにしてれば良いっていう部分も大いにあります

いろんな所から電話やメールが来て対応をしての繰り返しでしたがそれも終わり、後は銀行へ行って最終契約を済ませるだけなので急に日常が静まり返っています。引っ越し前に大事なものを倉庫に運び入れる作業を出勤の度に少しずつ進めています。住む前から野良猫の糞が敷地内に転がっていて対策品を買ったりしています