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感傷的

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久しぶりに晴れた朝、蒸した空気を感じながら出勤する。

道端で手押し車を押すお婆ちゃんをみて「自分の子供も年をとったら手押し車を押すのだろうか?」とふと考える。まだ生後1ヶ月なのに

「きちんと成長させること」今はこれが最優先事項になっている。芋虫みたいな新生児が健やかに育てばそれ以外は望まない。その延長上に子がお婆ちゃんになった姿を見る。気が早いというか願い過ぎというか、いやはや

ふと、自分は子の年取った姿を見ることが叶わないと知り朝から感傷的になった。100%それは叶わない。彼女が70歳の時、僕は116歳だ。もし生きていたとしても魂はあちら側に行ってしまっている。そうか、既に叶わないことができてしまっているのか。見てみたいのにな

といっても自分の子の年取った姿を見ることができる親なんて殆どいない。そしてそれが実現できても老老介護という地獄が待っているだけだ。老人は早くに死すべき!

悲観的な性格は生きるのが難しい

 
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とむこの悪口帳「別館」

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