開業して20年経ちました。自身の誕生日は気付いたら過ぎてたなんて事も多いのですが、20年の節目は数か月前から何となく頭にちらついてあと何日かぁなんて思いながら過ごしました。特に祝ったりしませんでしたし感慨深くもないのですが、20年自分の店を潰さずに営業できた事はまぁ良かったのではないかと思います。頑張ったからとか努力したからというよりいつも閉業に怯えながら耐えました。色んな指標で日本の景気は表現できますが、サービス業を営んで感じる景気感は一貫して悪くなっているように思います。だからこれからも閉業に怯えつつ小さなお店を経営し続ける事になるでしょう。
とはいえ、僕は氷河期世代ど真ん中なので僕より優秀な人でも苦労している人は多いはずです。選んだ職業に恵まれました。というか高校生の時の自分を褒めてあげたいです。僕は上司(目上)に対しては忠実な兵隊になれるのですが、部下を育てる能力が全然ない(人に優しくない)ので会社員みたいな大きな組織では絶対にトラブルメーカーになっていたはずです。なので職種が合っていたというよりも組織に関わらなくてもお金を稼げる職業を選んだのが幸いしました。でもそういう適性を客観的に理解できたのは30歳を過ぎてからなので、高校生の時に違う職業を選んでしまっていたらかなり惨めな人生になっていたと思います。大学受験で学部を選ぶ以上仕方のない事ですが、高校生で職業を決めるというのは本当にギャンブルに近いものがあります。まぁ結果論ですよね人生なんて
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