時々なのだが、他の宿泊客がいる場所で「これは女将からのサービスです」とか盛大にやってる場面に遭遇する。妬んでるわけじゃなくて、なんか嫌だなと思う。常連であっても常連じゃなくても
支払っている総額が違うのだからサービスに差がつくのは当然だと思う。僕もそういうもてなしを受けることはある。でも僕が気に入っている旅館は「特別」を他の客に悟られるようなことはしない。帰り際にこそっとお土産を渡してくれたり、他のお客さんより少しだけ親しく会話してくれたり、さり気なくもてなしてくれる
配慮は一見さんにも常連にも必要なものだと思う
この前ロビーで宿泊者が揃ってチェックアウトをしている時に、それをやっていた。彼らから離れた場所にいた僕にも会話の内容がはっきり聞こえる。受け取っている宿泊者も黄色い声を上げている
興ざめだなぁ
ちなみに常連になったからといって、特別なサービスやお土産は僕は不要だと思っている。却って心苦しい。本当に望むのは「お久しぶり」と一緒にニコっとしてくれることなのだ