とむこの悪口帳「別館」

言葉の重み

ここ数年で政治家は言葉の重みを無くしてしまった。例えば子供が使う「一生のお願い」と同程度に政治家が使う言葉全てを薄く軽く意味のないものへと貶めてしまった

コロナウイルスの感染者が以前のように増えている中で「宣言再び出す状況ではない」という発言を聞くと、まるで医学的な分析を元に宣言出さなくても大丈夫という「判断」をしたかのように聞こえる。でも僕らはこの発言を聞いても一切安心できない。だって感染者が増えて緊急事態宣言を出したのに、今回はその数字は無関係だって言うんだもの。

若い人が中心で、医療が逼迫していないから、というのが判断の根拠らしいが何時からコロナウイルスは若い人しか感染しないウイルスになったのだろう?若い人の感染者が増えて、彼らの症状が軽いから他の世代にも感染者が増える。こんな説明、もう誰でも知ってるよね

「Gotoキャンペーンを実施するために宣言はしません」この一言を言えない政治家なんて必要ないのに。政府が決めたことなら堂々とそう宣言すれば良い。キャンペーンが開始されるまでずっと「宣言する状況じゃない」でお茶を濁して、キャンペーンを始めたら「国民の気の緩みが感染を拡大させた」に切り替えるんでしょ。


「緊急事態宣言を出せ!」とか「Gotoキャンペーンをやめろ」とか言いたいのではない。僕は国民に向き合わない政治に心からウンザリしている。国民に向き合わないくせに支持率は気にするって、支持するのも支持しないのも国民なんだけどな。


キャンペーンやるのは構わないんだけどさ、ちゃんと納税者を優遇してくれよな。なんで暇を持て余している年金世代がキャンペーンの恩恵を一番受けられる設計になってるんだよ!票を金で買うなよ!!


※公開する前にキャンペーンを発表されちゃいました



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