お父さん、お父さん!
魔王が僕をつかんでくるよ!
魔王が僕を苦しめる!
シューベルトの歌曲ですが、ここ数か月ずっと頭から離れませんでした。
3日前に引っ越しを終えたのですが、心のどこかで引っ越す前に何か大きな不幸が訪れるのではないか?という恐怖を感じていました。例えば引っ越し前に事故って死んでしまうとか(これは3か月前に狼狽事故という形で現実となってしまいましたが、命までは取られませんでした)。
家づくりに関する道のりはひっじょーうに困難を伴いました
土地が見つかる→建築会社Aの非常識な行為で地主が怒る
土地が見つかる→不動産屋が糞で建売業者に掠め取られる
土地が見つからない→とmこさんの実家の土地を借りる
建築会社Bの先走りにムカついて会社を変える
建築会社Cの建築家と意思の疎通が出来ず止める
建築会社Dで建てる
最初に家作りを考えてから5年近く経ちました。自分には非のないトラブルが続出して年単位で計画が先延ばしになりました。大きなお金が動く話なのに、家づくり・不動産に関わる人間は屑ばかりでした。裏を返せば、大きなお金が動くからこそ屑みたいな人間が集まるのでしょう。
そんな感じでいつも話が少し進むと信じられないトラブルが起きて話が止まるを繰り返していたので、結局家は出来上がらないもしくは出来上がっても住み始められないような諦めを感じていました。でもそれは僕の杞憂に終わり、引っ越しも済ませ今日から新居から出勤することが出来ました。
歌の中では少年は死んでしまいましたが、僕の魔王は僕の魂を掴まえる事は出来なかったのです。
引越しに関しては書きたいことが沢山あるので折を見て