どうやらとmこさんは入院することを子供に話していなかったようで、病院へ行く→今日は帰ってこれない→僕と一緒に過ごす、という少しずつ事実を明かしながら3日間を過ごしました。まぁその方が子供がぐずるリスクを避けられるのですが、毎日「まだ帰ってこない?」と聞いてくるのは少し可哀そうな気がしました。でも3日間居ないよと教えるよりはよかったのだと思います。
初日は一緒に出勤して夜まで過ごし帰ってきてから風呂→ご飯→寝かしつけまで問題なく終わりました。泣いてしまう様なこともなく手は掛かりませんでした。ただずっと話し掛けてきてずっと一緒に遊ぼうとするので一人でボーっとしたりする時間が取れず精神的にはとても疲れました。母親がいなくて寂しい気持ちが僕に向かっているのかなと思うと無下にはできません。子供の相手をしながら自分の食事を用意したり片づけたりをする時間を捻出するのが一番大変でした。
二日目は朝の髪の毛の処理に失敗しました。事前に学習しておけば良かったのですが無勉で三つ編みをしようとして全然できませんでした。子供も「無理に縛らなくてよい」とのことだったのでぼさぼさのまま出勤し、1時間過ごした所でアレルギーっぽい症状が出たので実家に預けました。恐らく仕事場の物に対して反応しているようです。こういう時に近場に実家があると助かります。本当は実家の力を借りずに3日間過ごしたかったのですが、断念しました。仕事が終わり迎えに行くと風呂も夕飯も終わっていて寝かしつけるだけだったのでとても楽ができました。
3日目も朝から実家に預けて仕事に行きました。三つ編みは髪の毛を水とクリームでべたべたにする事で何とか編めました。これは毎日練習すれば2週間ほどで上達できるような感触がありました。お昼にはとmこさんも退院して実家へ帰還したので僕の役目は終わりました。
思ったよりも気を張って過ごした気がします。子供に時間を取られる可能性を考えると少しでも手が空いているときに家事を沢山してしまいます。普段ならシンクに食器がたまっていても気にならないのですが、マンツーマンになるとシンクを常に空にしておかないと落ち着かなくなりました。小さなことがいくつも滞ってしまうと生活が簡単に崩壊するような感覚が常にありました。子供の命を守るためには家庭内を整えておく、というのが実はとても大事なんですね。
子供に関しては「パパと一緒に寝るの初めてだからちょっと楽しい」とか言いつつイチャイチャできたので、これはこれで悪くないなと。最初は「パパのいびき煩いから先に寝たらぶち込むぞ」とか言っていたのに驚くほど従順で魔の四歳はどこへやらといった感じでした。母親への甘えも魔の四歳の原因だったりするのかな?
入院中の食事、美味しそうですね
