とむこの悪口帳「別館」

夕食軽めのプラン

某宿へ行ってきました。温泉好きなご主人が廃業した宿を買い取ったぬるゆの温泉旅館です。詳しくは後日本館にて

タイトルのとおり宿によって「夕食少なめプラン」というものが存在します。メインメニューを1~2品少なくしてその分宿泊費が安くなることが多いです。旅館の料理って殆どカロリーオーバーなので常々気になっていましたが、利用したことはありませんでした。理由は「軽めプランでお腹が満たされなかったら悲しいから」「ケチな人にみられたくないから」の2つです。この辺の感覚は旅館に泊まり馴れている人なら分かるかと思います。まぁ何度も宿泊していて食事のボリュームが把握できていれば軽めプランで宿泊しても良いのですが、最初に泊まった時にこりゃ多すぎるよと思う旅館には再訪率が低いのと、量が多すぎる旅館には軽めプランが存在しません。

今回宿泊した旅館の夕食は会場食で、隣の席の宿泊者は母と娘の組み合わせでした。60代と40代って感じですね。その方たちは夕食が始まってすぐにご飯と味噌汁を所望していたのですが、お代わり出来るのかとても気にしていました。そして食事開始から15分もしないうちにご飯も味噌汁もお代わりしていました。他人の観察ばかりしている僕も下劣な人間ではありますが、やっぱりいつもと違う行動をとる人って異様に見えてしまいます。そんなに夕食のボリュームは少なくないのになと思いながら僕らも食事していたのですが、彼女たちは30分ほどで退席していきました。僕らの陶板焼きにはチャッカマンで火をつけたばかりです。そして彼女たちのいた席を見て皿の数がとても少ない事に気付きました。所謂夕食軽めプランだったんですね。そしてこの時の経験を踏まえ今後も夕食軽めプランは選べないなと思いました。

夕食のボリュームを少なくしてもらう最大のメリットは胃に優しい事です。でも彼女たちのは財布に優しい行動でした。僕は陶板焼きと天ぷらの代わりに無料のご飯と味噌汁をお代わりして胃を満たすような旅行はしたくありません。「体育会系かよ!!」と他の宿泊者の心の中で突っ込まれながらご飯をお代わりしたくありません。そしてやっぱりお金が勿体なくて夕食軽めプランしたんだろと宿に勘繰られたくないのです。

いつかは利用するかと考えていた夕食軽めプラン、僕にはハイリスク過ぎました
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