とむこの悪口帳「別館」

困った

性格が悪いので友達が一人もいません。こればかりは生まれ持った性質なので仕方ないのだろうと諦めています。でも僕は個人的見解として、2年以上会っていない人は基本的に他人じゃないかと思うのです。それこそ5年10年顔を合わせていない親戚なんか繋がりが無さ過ぎてどういう顔をして会って良いものか悩んでしまいます。生活圏内で親しい人より薄い血でつながった親族の方が繋がりが濃いか?と考えると、とても違和感を覚えてしまいます

大学を卒業して20年以上経ちました。もちろん同窓会の連絡すら来ません。先日、ある会社に資料を請求しました。そしたらその返信には「同級生だった○○です。ご無沙汰しています。今度仕事場にお邪魔させてください」という文章が。名前から人物像が浮かぶのに3分、過去の関連性を思い出すのに10分。たしかにそんな名前の人がいました。そして陰鬱な気持ちになりました。決して会いたくないと思いました。だって学生時代に碌に話したことも無く、共通の話題もありません。無理やり共通の話題を話すとなると学生時代に友達だったかもしれない人の現状とか大学卒業後の経歴とか、そんな事しか無いわけです。誰さんはどうしてる?とか死ぬほど興味が無いし、提供できる情報なんてないし、本当に話すことがない。どうせ僕が卒業後にパッとしない人生を送っていることを尾ひれを付けて他の人に話すのは目に見えています。

そもそも学生時代に僕が行った数々の悪行を彼女が知らないはずがないんです。同級生だった人の99%が僕には近づきたくないと思うはずです。

「ご足労には及びません」と一切の親しみも込めずにこの文章を入れて返信しました。「埼玉は私の担当エリアなので、今度ついでの機会があればあらかじめ連絡いたしますので、ご挨拶にお伺いさせてください。」あ~もう!なんなん!?後日届いた資料には名刺が添付されていて「今度遊びに行きますね」のメモ書きが。

陽キャは嫌い!
モバイルバージョンを終了