とむこの悪口帳「別館」

半額の誕生日ケーキ

午後、明日とmこさんの誕生日だと気付く。その月は何度か「今月はとmこさんの誕生日」と思い出す瞬間はあったが、他の物事に気を取られ直ぐに忘れてしまった。

僕らの間には贈り物という義務や儀式は無いので、誕生日プレゼントが無くても険悪にはならない。プレゼントというか見るに見かねて誕生日のタイミングで買い与えるという表現が1番しっくり来る。かまぼこ板と見分けがつかなくなったスマホ、ポイントカードが入りすぎてでっぷり太った鯉のように見える財布、そういう期限を大幅に切れた物たちを役務から開放する。それはプレゼントと呼ぶのだろうか?と疑問に思うときもある。とむこへのプレゼントはいつも「ダリのトールボーイ」と念仏のように唱えるが未だもらえていない

ルールではないが、誕生日を祝う方がケーキを用意するのはずっと続けている。ケーキ屋さんのホールケーキの時もあればコンビニのスイーツ全部だったり、手作りケーキだったり

今回は仕込みの時間が全く無い。どうしようか迷った挙げ句、仕事帰りにシャトレーゼに向かう。何かあるだろう。

閉店間近なのでショーケースには値引き札が置かれたケーキがいくつか有った。ホールケーキは3つ有ったが一つだけ50%オフの札がついている。これだ!と店員にお願いする

我ながらケチだなと思うが「とりあえず」なのでお金をかける必要はない。ケーキという物体があれば条件はクリアー、美味しいケーキはまた時間のある時に書い直せば良い

職場に戻り明日に備えて冷蔵庫に入れようとしたが、とmこさんはまだ帰っていなかった。なので前日に誕生会を開催した

喜んでもらえたので良かった

 
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