実質賃金は下がり続けているようですが皆さんは景気良く過ごされているでしょうか？実力のない小さなお店を経営している人間の目線では、どんなに経営努力をしたって世の中はジリ貧だよなぁと諦めています。だって人口が減り続けている現状で市場だけ拡大する事はないんだもん。パイは小さくなり続けている中で売り上げを増やそうとするなら、他のお店の売上を削ぐような営業をしなくてはなりません。例えば薄利多売とか24時間営業とか他のお店の悪口とか。あぁそんなの嫌だ。面倒くせえ。なので去年の売上は前年度を下回りました。今年に入ってからも「あぁこのペースだと潰れるのは5年後か10年後か」なんて考えながら過ごしています。営業中に暇な時間が毎年増えています。タイミーのアプリを寝る前に眺めて出来そうな仕事を探す、というが最近のルーティーンになりつつあります
諦め感が強いので毎月の売上も確認していませんでした。こういう適当ができるのは住宅ローン以外に借金がないから出来る事です。仕事関係のリースやローンがたっぷりあったらそんな悠長な事は言ってられません。
去年11月の交通事故の治療がやっと終わりました。6月にもらい事故で通院を始めてからなんと11ヵ月も通い続けました。後遺症なく治った喜びよりも通院しなくて良いという解放感の方が大きかったです。大きめな病院でしたが1年近く通うと常連ぽい感じになってしまい受付がとてもスムーズだったり何か嫌でした。僕自身も「この人だと会計まで時間が掛かるな」とか変な予想が出来るようになってしまうんです。あぁ嫌だ嫌だ
それで交通事故の慰謝料を請求するために通院期間の売上を確認したのですが、なんと11月以降は前年度の売上をずっと上回っていたんです。本来なら前年度よりも売り上げが下がっていて、それを根拠に「交通事故で売り上げが下がったじゃねーか」と弁護士が保険会社に因縁をつけてくれるのですが、今回はその手は使え無さそうです。まぁ慰謝料云々は弁護士が勝手に頑張るので興味は無いのですが、暇なのに売り上げが増えていることに驚きました。経営者が「ちょっと前から売上増えてたよ」と後で気付くこと自体駄目なのですが、とりあえずもう少し倒産せずに働けそうなので少し嬉しいです。